水辺の道具の読みもの
ボートを支えるネジ、
使い分けはどこで決まる?
デッキの金具や収納のふたなど、ボートのあちこちに使われる小さなネジ。
見た目が似ていても、取り付ける場所や支えるものによって、形や材質は異なります。
どこに使われているか、頭の形にはどんな違いがあるか、水辺で使う部品ならではの工夫をまとめました。
ボートのネジを知る3つの記事
デッキから収納まで、ネジはどこにある?
デッキを見渡すと、収納のふたを開閉する蝶番や、ロープを掛ける金具の足元などに、ネジやボルトが見つかります。
普段は目立ちにくい部品ですが、金具を船体やデッキに固定する役割があります。
収納のふたを支える蝶番と、係留中にロープから力を受ける金具では、固定する部分にかかる力が違います。
係留用の金具には、デッキを貫通するボルトと裏側の補強板を組み合わせたものもあります。
平らに収まるネジと、頭が見えるネジ
皿ネジは頭の下がすり鉢に沿うような形で、対応するくぼみに取り付けると、頭が表面とほぼ同じ高さに収まります。
デッキの金具などで、表面の出っ張りを抑えたいところに使われることがあります。
一方、なべネジは頭が丸みを帯びており、取り付けた面から頭が出る形です。
同じような大きさに見えても、頭の形や工具を当てる溝はそれぞれ違います。
ネジの頭に注目すると、金具の形に合わせた取り付け方が見えてきます。
ボートにステンレスのネジが使われる理由
水しぶきがかかるボートでは、腐食しにくさも部品を選ぶ基準になります。
船の金具やネジにはステンレス製のものがあり、海水にさらされる場所では、耐食性を考えて材質が選ばれています。
ステンレスでも、塩分を含む水が狭いすき間に残ると、腐食することがあります。
表から見えるネジの頭に加えて、金具との接触面やデッキの裏側など、見えにくい部分も固定の仕組みの一部です。
注意事項・免責について
当ページは、ボートに使われるネジやボルトについて、一般的な情報を紹介しています。
部品の寸法や材質、取り付け方法は、艇や機器によって異なります。
交換や整備の際は、メーカーが指定する部品や手順をご確認ください。